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My Roots ― 法律からテクノロジーへ。好奇心が導いたキャリアの転機。
現在、Vauldex Technologies Inc.でディレクターを務めています。
もともとは法律を学んでいましたが、幼い頃からテクノロジーやガジェットに強い関心を持ち、「いつかこの分野で仕事をしたい」という思いを抱いていました。
そんな中、英語力を生かしながらプロジェクトを支援するポジションに出会ったことが、大きな転機となりました。
Vauldexの仕事には、挑戦と成長の両方を感じられる魅力があり、
これまで培った経験を生かしつつ、新しい領域に踏み出す決意を固めました。
未知の分野に飛び込む不安もありましたが、
「学び続け、成長し続ける自分でありたい」という想いを胸に、今も日々の仕事に取り組んでいます。
Work ― チームを導き、仕組みを整える。
現在は多くのプロジェクトに携わり、チームへのサポートやコンサルテーション、進行上の課題に対するアドバイスなどを行っています。
開発メンバーの選定では、スキルだけでなく人間性も重視しています。プロジェクトごとに最適な組み合わせを考え、PMやプロダクトオーナー、スクラムマスターと協力しながらチームを作っています。
日々の業務では、SketchやFigmaでモックデザインを作成し、クライアントやチームとの認識を合わせます。
プロジェクト管理にはGitHubのプロジェクトボードを使用し、SlackやGoogle Meetで密にコミュニケーションを取っています。
私の役割は、いわば“メンター”のような存在です。スクラムイベントの進め方、タスク管理のポイント、開発中に意識すべき視点などを示し、チームがより良い方向へ進めるようサポートしています。

Lessons ― 「わからない」を学びで埋める姿勢。
入社して最初に感じたのは、「知っているつもり」と「理解していること」の違いでした。
テクノロジーの分野では、言葉の裏にある仕組みや概念を正しく捉えなければ、本当の意味で“理解した”とは言えません。
私にとって最初の壁は、まさにそこにありました。
当時は暗号通貨やブロックチェーンなど、新しい技術を扱うプロジェクトが進行しており、
聞いたことのある用語でも、その動きや構造を説明するのは容易ではありませんでした。
だからこそ、ひとつずつ調べ、整理し、記録する。
分からないことをそのままにせず、学びとして積み重ねる姿勢を大切にしました。
「理解する」という行為は、単に知識を得ることではなく、自分の中に再構築するプロセスだと感じています。
特にプロジェクトの中で問題を解決できた瞬間には、複雑なパズルがと噛み合ったような達成感がありました。
その積み重ねが、今の自信と学び続ける力につながっています。
Culture ― 「立場よりも正しさを。」それがVauldexの原点。
私が大切にしている言葉は “Right over rank”。
立場や役職よりも、正しいことを優先する。それがVauldexの文化の根幹にあります。
チームはとてもオープンで協力的です。誰もが自分の仕事に責任を持ちながら、必要なときは迷わず助け合う。
意見を言いやすい空気が自然にあり、役職に関係なく「どうすれば良くなるか」を議論できます。
その結果、メンバー全員が安心して成長できる環境が生まれています。
リモートでのやり取りも多いですが、常に「相手の立場で考える」ことを意識しています。
要件や仕様を伝える際も、相手が本当に理解できるよう丁寧に説明する。小さな積み重ねが大きな信頼を生み出します。
Vision ― 一つひとつのプロジェクトが、自分を鍛える。
プロジェクトを終えるたびに、自分の成長を実感します。
課題を解決し、チームでリリースまでたどり着いた瞬間、その達成感は言葉にできません。
UI/UXデザイン、プロジェクトマネジメント、Scrumの理解、採用、教育、仕事を通じて身につけたスキルは多岐にわたります。
また、日本で働く中で、日本のビジネス文化にも深い理解を持つようになりました。
チームとしての一体感や、細部へのこだわりを重んじる姿勢は、自分の仕事観にも大きな影響を与えています。
今後の目標は、グローバルで成功するプロダクトを自らの手で生み出すことです。
Message ― 新しいアイデアを、共に形にしていく。
私の仕事は、チームが最高のパフォーマンスを発揮できるように導くことです。
日々の業務改善やメンバーの育成、成果物の品質向上などを通じて、会社のビジョンに直接貢献していると感じます。
Vauldexの強みは、「アイデアを形にする力」にあります。
誰かの発想が会議で共有され、それが実際のプロジェクトとして実装されていくスピード感と柔軟さ。
この“創造の連鎖”こそが、Vauldexの最大の魅力です。
私は、合理的で、オープンマインドで、好奇心のある人と働きたいと思っています。
学び続け、意見を尊重しながらチームで成長できる人。そんな仲間と一緒に、より良い未来を築いていきたいです。


