Updated on
My Roots ― 多様な環境で育まれた、チームを動かす力。
私は現在、プロダクトオーナー兼プロジェクトマネージャーを務めています。
マレーシアの大学で学んだ経験を通じて、多様な価値観や働き方に触れました。異なる考え方を持つ人と協力し、ITを通じて課題を解決する面白さを知ったことが、今の仕事につながっています。
大学ではコンピュータサイエンスを専攻し、インドのIT企業でインターンとして日系クライアントの対応も経験しました。国や文化が異なっても共通していたのは、「課題を整理し、チームで解決する力」が求められるということでした。
その経験が、今の自分の軸になっています。

Work ― プロダクトの方向性を定め、チームを導く。
現在は医療機関向けの予約管理システムや検査結果表示システム、勤怠管理・給与計算システムの開発を担当しています。
要件定義からリリースまで一貫して関わり、ユーザーにとって「使いやすく、安心できる体験」を目指しています。
チームはエンジニア4名、スクラムマスター1名、プロダクトオーナー1名の6名体制です。
フィリピンの開発メンバーと連携し、毎朝のデイリーミーティングで進捗と課題を共有します。
私はプロダクトオーナーとして、機能の優先順位を決定し、チームが同じ方向を向いて進めるよう調整・推進を行っています。
また、Microsoft Teams、Slack、GitHub、ChatGPTなどを活用し、効率的に情報を整理・共有しています。
Lessons ― 手探りから見えた、“優先順位”の考え方。
入社当初は、タスクをどう分解し、どの順番で進めるかの判断に悩みました。
全体像を見ながら優先順位をつけることが難しく、経験を重ねながら少しずつ感覚を掴んでいきました。
上長のサポートを受けながら、タスクを小さく区切る方法や判断基準を学び、JiraやGitHubを使いながら実践的に身につけました。
初めて自分の整理した要件が開発に反映され、チームメンバーから「これで進めやすくなった」と言ってもらえた瞬間は、今でも印象に残っています。

Culture ― 意見を尊重し合う、前向きなチーム。
チームは、上下関係にとらわれず意見を出しやすい環境です。
新しいアイデアや改善提案も前向きに受け止め、互いに建設的な議論ができる文化があります。
課題が生じても、「どうすれば良くなるか」を全員で考える姿勢が自然に根づいています。
また、フィリピンの開発メンバーとのやり取りを通じて、文化や価値観の違いを理解しながら進める力も身につきました。
SlackやGitHubで常に情報をオープンに共有することで、リモートでも一体感を持って働けています。
このチームで働くことで、技術力だけでなく「人と協力する力」が確実に鍛えられたと感じています。
Vision ― 行動しながら学び、プロジェクトを動かす。
プロジェクトを進める中で、知識として理解していたことが「実務で使えるスキル」に変わる瞬間がありました。
タスク管理や要件定義を自らで判断できるようになり、チームをリードする責任感も強くなりました。
課題を見つけたら、すぐに行動する。
その主体性こそが、入社して最も大きく成長した部分だと思います。
今後はプロジェクトマネージャーとしてより大規模な開発をリードし、チームと共に新しい価値を創出していきたいと考えています。

Message ― 自分のアイデアを形にできる環境。
「お客様の想像を現実にする」というビジョンを、プロダクトとして形にすることです。
医療機関向けのシステム開発では、クライアントの悩みを直接聞きながら、課題解決の仕組みを設計していきます。
ただ“作る”のではなく、“共に価値をつくる”感覚を持てることが、この仕事の魅力です。
ここにはアイデアを提案し、実際に形にしていける環境があります。
日々の変化を楽しみながら、チームで成長していける場所です。
挑戦を恐れず、一緒に成長していける仲間を待っています。



